研究課題
基盤研究(C)
超弦理論とゲージ理論の双対性であるAdS/CFT対応を拡張することによって得られた、強い相互作用を表すQCDを再現する模型として「酒井・杉本模型」がある。本研究では、まず、酒井・杉本模型においてバリオンを表すソリトン解を構成し、その集団座標量子化を行うことでバリオンのスペクトラムを求め、負パリティーバリオンも含めて実験との比較的良い一致を得た。更に、この結果をフレーバー数が3の場合に拡張し、また、バリオンの電荷分布や磁気モーメント等の静的な諸性質の解析を与えた。
すべて 2008 2007
すべて 雑誌論文 (6件) (うち査読あり 6件) 学会発表 (3件)
Phys. Rev. D78
ページ: 86006-86006
Theor. Phys 119
ページ: 461-490
Physical Review D78
Progress of Theoretical Physics 119
110006649440
Theor. Phys 117
ページ: 1157-1180
Progress of Theoretical Physics 117
110006317314