研究課題/領域番号 |
18540268
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
阿部 恭久 大阪大学, 核物理研究センター, 協同研究員 (80000868)
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研究協力者 |
BOILLEY D. GANIL/Univ.Caen, Caen, France, Associate Prof.
SHEN C. Teachers College, Huzhou, China, School of Science, Prof.
GIRAUD B.G. Institut Physique Theorique CEN-Saclay, France, Senior Scientist
KOSENKO G. Univ. Omsk, Omsk Russia, Department Physics, Prof.
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研究期間 (年度) |
2006 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
3,870千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 570千円)
2008年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2007年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2006年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
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キーワード | 超重元素 / 重イオン核融合反応 / 散逸揺動動力学 / 統計崩壊理論 / 核分裂 / 超重元素合成 / Langevin方程式 / Smoluchouski方程式 / Fusion-Fission過程 / Neck形成に対する解析解 / Z=117,118 / 核融合 |
研究概要 |
1.重イオン核融合に於ける「融合阻害」(クーロン障壁を遙かに超える入射エネルギーを与えても融合しない)の機構を明らかにした。 2.超重元素合成について、冷核融合経路及び熱核融合経路を統一的にひとつの理論の枠組みで記述できることを示した。この理論は、クーロン障壁越えのみを考慮する従来の理論とは違って、融合が揺動或いは拡散によって起こるとする革命的なものであったが、現在では標準的方法としてこの分野の研究者に広く受け入れられている。 3.2原子核系から単一の複合核形成への動力学的過程での、Neck及び質量非対称自由度の役割を、スモルコウスキー方程式を解析的に解くことによって解明した。
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