研究課題/領域番号 |
18540285
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
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研究機関 | 大阪市立大学 |
研究代表者 |
糸山 浩 大阪市立大学, 大学院・理学研究科, 教授 (30243158)
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研究分担者 |
大田 武志 大阪市立大学, 大学院・理学研究科, 博士研究員 (70419688)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2007
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研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
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配分額 *注記 |
2,740千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 240千円)
2007年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2006年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
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キーワード | integrable system / Seiberg-Witten curve / prepotential / Whitham hierarchy / Alday-Maldacena duality / prtial susy breaking / Ads_5 x S^5 superstring / minimal surface / partial susy breaking / AdS_5 × S^5 superstring / USp matrix model / AdS_5×S^5 superstring / lightcone gauge |
研究概要 |
1)超対称ゲージ理論の非摂動効果,2)紐理論及び場の理論に於ける可積分性の出現,3)行列模型に関して大きな進展があった。 (1)木原・吉岡と協力して、supercharge4個をもつreduced matrix modelのpartition functionをすべての古典群に対して求めた。 (2)大田と協力して、AdS5×S5 superstringsのlight-cone量子化を世界で初めて完全な形で行った。Dirac bracketを通じて、力学変数であるとことのひもの埋め込み座標達の間に非可換性が生じていることが判明した。 (3)丸吉とともに行ったダイヤグラムによる一般的解析、小西ANOMALYにもとづくSCHWINGER-DYSON方程式の導出により、所謂藤原・糸山・阪口のFIS模型においては、GLUINO CONDENSATEを変数とするEFFECTIVE SUPERPOTEMIALに対して、所謂DIJKGRAAF-VAFAの係式が破れていることを確信していた。第一論文では、ダイヤグラム解析により確かに破れがあることを証明した。 (4)第二論文ではこの破れの関係式がパラメターmの任意の値でどう与えられるかを、厳密な関係式としてS-D方程式とRIEMANN面の構造により導出した。 (5)自発的部分的にSUSYがN=2からN=1へ破れる模型の研究に関しては、丸吉、阪口と協力してQUIVERゲージ場が含まれる場合にこの模型を拡張することに成功した。 (6)MOROZOVと議論し、ALDAY-MALDACENAに始まるADS minimal surfaceの問題を考察することにした。N点振幅の近似解にかんする2本の論文を仕上げた。ADS空問内を走る紐に対するNAMBU-GOTO方程式は非線形であるが、それを線形化して得られるラプラス方程式の拡張(TOYAYM-MIRONOV-MOROZOV方程式)を導出し、その解を構成した。BOUNDARYRINGと呼ばれる一連の多項式を導入し、MINMAL SURFACE問題への妥当性を論じた。 (7)MOROZOV帰国後もITOYAMA-MIRONOV-MOROZOVの協同研究を続けた。我々は上記非線型方程式のCIRCLEに対する厳密解を求めていた。この任意微小変形(WAVY CIRCLE)に対する極小局面の面積及び対応するBDS GLUON振幅は評価可能であることに気づいた。両者が、無限個の係数のうちわずかが食い違うゆえに合致しないことを示した。これは一種のANOMALYである。 (8)また大田、吉岡と協力して、ADS 5 XS5 SUPERSTRINGSでUNIFORM LIGHT-CONE GAUGEを取ったときのNAMBU-GOTO型ACTIONを構成した。
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