研究課題/領域番号 |
18540301
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
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研究機関 | 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構 |
研究代表者 |
安 芳次 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構, 素粒子原子核研究所, 主任技師 (00391730)
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研究分担者 |
仲吉 一男 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構, 素粒子原子核研究所, 技師 (80391746)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2007
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研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
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配分額 *注記 |
1,510千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 210千円)
2007年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2006年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
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キーワード | データ収集 / データベース / XML / WEB / ワークフロー / CAMAC / MySQL / DOM / XERCES |
研究概要 |
本研究構想は、従来のデータ収集システムにはなく、OS、言語、通信プロトコルに依存しない、新しいデータ収集モデルを研究し、新しいシステム構成法の確立を目指すものである。 本研究では、データ収集用データベースの研究開発を行った。その中で、特にデータ収集システムを構成するために必要なデータベース、コンフィギュレーション・データベースおよび分散データベースの研究開発を行った。データ収集プロセスのそれぞれの役割に沿って決められるパラメータが数多く必要とされる。例えば、パイプラインCAMACコントローラ(商品名、CC/NET)の例で言うと、必要なCAMAC命令などをデータベース化しておくと実験毎にプログラムを変更することなくデータベースの変更で済んでしまうというメリットがある。このコンフィグレーションパラメータを記述するためXMLを用いる。XMLはWEB技術の情報記述のキーテクノロジーである。すべてのパラメータをXML仕様で記述することで汎用化をはかった。それはまた、WEBへの表示、WEBからの入力などを容易に行うことが出来、WEBとの親和性が高まった。 また、各DAQプロセスに動的に生成されるデータベースをいかに共有のデータベースとして管理・活用するかという課題に取り組んだ。WEBサービスのフレームワークであるApacheサーバを用いて、例えば、DAQのログ情報のサービスを実装することで、WEBブラウザなどでこのサービスを利用するという形で、DAQのステータス情報が利用可能となった。これにより、DAQのさまざまの分散されたデータが一元的に管理できることがわかった。
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