研究課題/領域番号 |
18540338
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
物性Ⅱ
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研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
太田 幸則 千葉大学, 大学院・理学研究科, 教授 (70168954)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
3,150千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 450千円)
2008年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2007年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2006年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
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キーワード | 超伝導 / 磁性 / 強相関電子系 / 物性理論 / リング交換 / スピン三重項超伝導 / 交換相互作用 / 密度行列繰り込み群 / トリプレット超伝導 |
研究概要 |
三角格子上を運動する電子系の電子スピン間に働くリング交換機構と呼ばれる強磁性結合のミクロな機構を利用してスピン三重項超伝導を導くという新規な超伝導発現機構を提案し、その機構の実現可能性を、三角格子ハバード模型、および関連するジグザグ梯子模型に密度行列繰り込み群(DMRG)という数値的手法を適用し、詳細に検討した。その結果、幅広いパラメータと電子密度の領域に於いて、f波対称性を持つスピン三重項超伝導の発現を示唆する強い数値的証拠を得た。
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