研究課題/領域番号 |
18540402
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生物物理・化学物理
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
住 斉 筑波大学, 名誉教授 (10134206)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
2,940千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 540千円)
2009年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2008年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2007年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2006年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
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キーワード | 光合成 / 反応中心 / 電子移動 / 励起移動 / 中間分子媒介 / 中間分子媒介電子移動 / 中間分子媒介励起移動 / 中間分子媒介プロトと移動 / 協奏的電子・正孔移動 / 協奏的電子・プロトン移動 / 光合成反応中心 / 電荷分離 / プロトン移動 / 光合成初期過程 / 中間分子媒介プロトン移動 / 超交換過程 / 逐次過程 / エネルギー共役 |
研究概要 |
中間分子媒介による協奏的過程の速度定数に関する一般表式の理論を構築し、その過程における種々相を実現する人工系での実験事実を統一的に説明した。その一般表式に立脚して、緑色植物と藻類の光合成初期過程において重要な次の三過程が中間分子媒介による協奏的過程になっていることを明らかにすると共に、それらの速度定数を計算し、観測データを説明した。それらは、光化学系IIにおいてアンテナ系より捕獲した励起エネルギーを反応中心における電荷分離状態形成により固定する過程、その状態からときたま電荷再結合してスピン三重項状態ができる過程、およびその三重項状態は活性酸素を発生させ有害なので、その状態を速やかに除去する過程である。
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