研究課題/領域番号 |
18540411
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生物物理・化学物理
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研究機関 | (財)高輝度光科学研究センター (2007-2008) 福井工業大学 (2006) |
研究代表者 |
八田 一郎 財団法人高輝度光科学研究センター, 産業利用推進室, コーディネーター (70016070)
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研究分担者 |
太田 昇 財団法人高輝度光科学研究センター, 利用研究促進部門, 研究員 (90353507)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
3,050千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 450千円)
2008年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2007年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2006年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
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キーワード | 脂質 / セラミド / 細胞間脂質 / ケラチン / 角層 / 皮膚 / バリアー機能 / X線回折 / ラメラ構造 / 炭化水素鎖 / グリセロール / エタノール / 小角散乱 / 皮膚角層 / 化粧品 / 経皮吸収 / 時間変化 / 個体差 / 高感度測定 |
研究概要 |
皮膚角層の構造を分子レベルで解明するために,皮膚角層中の細胞間脂質とソフトケラチンの構造を小角・広角X線回折実験により研究した.研究成果は主として2つからなる.1つは小角領域で観測される細胞間脂質が作る2つのラメラ構造(長周期ラメラ構造と短周期ラメラ構造)と広角領域で観測される2つの炭化水素鎖の充てん構造(六方晶と斜方晶)の間の関係を明らかにした.また1つは皮膚角層に化学物質(化粧料や経皮吸収型製剤)を作用したときの細胞間脂質およびソフトケラチンの構造変化を高感度で観測する方法を開発した.この研究に基づき,化粧料や経皮吸収型製剤の皮膚への効果の分子レベルでの開発研究を行うことができる.
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