研究課題/領域番号 |
18550065
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
無機化学
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研究機関 | 上智大学 |
研究代表者 |
鈴木 教之 上智大学, 理工学部, 准教授 (90241231)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
4,380千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 780千円)
2009年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2008年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2007年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2006年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
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キーワード | 有機金属錯体 / ジルコニウム / 環状アルキン / クムレン / 五員環 / ハプトトロピック / イソニトリル / 有機金属化学 / 前周期遷移金属 / シクロアルキン / ヘキサペンタエン / 五員環アルキン / 五員環アレン / ブタトリエン / シクロペンチン / シクロペンタジエン / シクロアレン / 5員環アルキン / チタニウム / アルデヒド |
研究概要 |
近年我々は遷移金属を含む5員環化合物においては、環状アルキンが容易に合成でき、安定に単離できることを見出した。すなわち、4族遷移金属の還元種と1,2,3-ブタトリエンとの反応により得られる1-メタラ-3-シクロペンチン化合物である。しかしながらこの化合物群は全く新しい構造を有しており、その化学的、物理的性質についてはほとんど知られていなかった。本研究では、共役系を有する5員環構造を有する錯体を形成することによって、電子の授受を可能にし、新規な機能性を有する分子を創製することに成功した。すなわち遷移金属錯体へ配位する共役不飽和配位子として、二重結合の集積した[5]クムレン系共役分子を用いることにより、得られる5員環アルキン化合物もまた共役系を有し、得られる分子は酸化還元により多様な反応性を示した。
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