研究課題/領域番号 |
18550123
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
機能物質化学
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研究機関 | 名古屋工業大学 |
研究代表者 |
小澤 智宏 名古屋工業大学, 大学院・工学研究科, 准教授 (70270999)
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研究分担者 |
増田 秀樹 名古屋工業大学, 大学院・工学研究科, 教授 (50209441)
舩橋 靖博 名古屋工業大学, 大学院・工学研究科, 准教授 (00321604)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
4,280千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 480千円)
2008年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2007年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2006年度: 2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
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キーワード | 生体内一酸化窒素(NO) / にトリルヒドラターゼ / センサー電極 / 高選択性 / 金属(コバルト)錯体 / ルイス酸性度 / NO選択制 / コバルト錯体 / カーボン電極 / カーボンナノチューブ / 金電極 / 金属錯体 / NOセンシング / 酸化還元電位 / NOセンサー |
研究概要 |
生命維持に関与する生体内一酸化窒素(NO)を検出するために、NOと選択制の高い化合物の設計し、高感度が期待できる電気化学的手法を用いた系の構築を試みた。一般的にNOのみならずヘテロ原子を有する分子あるいはイオンは金属イオンと相互作用するが、金属イオンに相互作用できる配位子の電子供与性を大きくすることで、反応性の高いNOのみに選択制を示す分子の構築に成功した。またこの化合物を用いて電極化を試みた。電極化の方法は2種類選択した。第一に、本研究で得られた高選択性を示す化合物には金などと非常に強い相互作用可能な硫黄原子を有していることから、金硫黄結合を利用した電極の構築を行った。しかしながら、本分子には3つの硫黄原子が含まれていたためその配向性の制御が非常に困難であり、再現性のある結果が得られなかった。そこでNOに対し電気化学的応答性質を有するカーボンナノチューブに本機能性錯体を静電的相互作用を利用して表面修飾したものを電極として用いた。本来のカーボンナノチューブが検知可能な感度に対し、有意な電流応答が得られた。
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