研究課題/領域番号 |
18550169
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
機能材料・デバイス
|
研究機関 | 愛知工業大学 |
研究代表者 |
大澤 善美 愛知工業大学, 工学部・応用化学科, 准教授 (80278225)
|
研究期間 (年度) |
2006 – 2008
|
研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
|
配分額 *注記 |
3,700千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 600千円)
2008年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2007年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2006年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
|
キーワード | 電池 / 多孔質体 / CVD / CVI / 窒化チタン / 電極 / 集電体 / セラミックス / 複合材料 / 化学電池 / 化学蒸着 / 化学気相含浸 |
研究概要 |
本研究では、化学電池の高速充放電、サイクル特性などの向上を目的に、化学蒸着法の一種である化学気相含浸法(CVI)により、高導電性機能を有した多孔質体を合成し、二次電池の高性能集電フィラーとして適用して、三次元的構造を有する新しい電極構成の構築を行った。各種木質炭化物を基質として用い、CVI法によってTiNを部分充填することにより多孔質体を作製した。脱脂綿、ろ紙、木材炭素化物から得られたTiN多孔質体は、高い空隙率と低い抵抗率を示し、内部に三次元的導電ネットワークをもつ構造を有していた。合成したTiN多孔質体をリチウムイオン二次電池集電体として利用し、内部に活物質を充填することで、良好な電気的接触を保持しながら電極を厚肉化することができた。本電極は、高速放電特性、サイクル特性に優れていることを見出した。
|