研究課題/領域番号 |
18560023
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
薄膜・表面界面物性
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研究機関 | 大阪府立大学 |
研究代表者 |
梅澤 憲司 大阪府立大学, 経合教育研究機構, 准教授 (80213487)
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研究分担者 |
上田 一之 豊田工業大学, 工学研究科, 教授 (60029212)
上田 一之 豊田工業大学, 工学研究科, 教授 (60029121)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2007
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研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
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配分額 *注記 |
3,810千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 210千円)
2007年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2006年度: 2,900千円 (直接経費: 2,900千円)
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キーワード | 表面構造解析 / 絶縁体 / 表面界面物性 |
研究概要 |
研究期間内に行った内容は、低速原子散乱装置の開発であった。全ての計測電子回路の自作による開発を行った。具体的には、プリアンプ、アンプ、パルス発信器、飛行時間計測器、イオン電源、イオン銃、IEEDの用電源である。H18年度末に絶縁体であるMgO(100)試料表面から飛行時聞スペクトルの計測に成功した。この際にプリアンプとノイズから発生しているノイズを除去することが課題となった。そこでH19年度は最初にノイズを除去するために600MHzのデジタルオシロスコープを利用して電子回路の設計の見直しと実装の実装のやり直しを行った。具体的には700MHz帯域まで利用できるOPアンプを利用し実際には200MHzまでの高周波信号に利用できるプリアンプとアンプの開発を行った。次にイオン源の改良を行った。自作イオン源において抵抗が必ず故障をする現象が生じた。この原因はフィラメントのエミッション電流の制御にあった。そこで保護回路を作製しイオン源が安定して働くようにした。続いて、Visual Basic 6で自作した計測制御プログラムを開発を行った。その後にこのプログラムを使ってステッピングモータがPCで制御できていることを確認した。ソフトも使いやすいものとなり大きく前進した。一方で理論計算を進めるために解析ソフトMaterial Explorer 5を購入した。これは分子動力学に関する計算ソフトである。表面の原子構造を計算するために利用している。この2年間は計測に関する様々な問題点を解決する2年であった。
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