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PA符号を用いたシャノン限界に迫る多値通信方式の開発

研究課題

研究課題/領域番号 18560367
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 通信・ネットワーク工学
研究機関東京工業大学

研究代表者

植松 友彦  東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 教授 (60168656)

研究分担者 坂庭 好一  東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 教授 (30114870)
松本 隆太郎  東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 准教授 (10334517)
研究期間 (年度) 2006 – 2007
研究課題ステータス 完了 (2007年度)
配分額 *注記
2,440千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 240千円)
2007年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2006年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
キーワードPA符呈 / 多値変調方式 / シャノン限界 / PA符号
研究概要

4-ASK(Amplitude Shift Keying)、8-ASK、8-PSK(Phase Shift Keying)の多値変調方式に対して、符号化法としてBit-Interleaved Coded Modulation with Iterative Decoding(BICM-ID)法ならびに多レベル符号化(MLC)法を用いたときのPA符号の性能解析を行い、次の項目についてPA符号の潜在的な能力を明らかにした。
1.PA符号の符号化率を任意に設定できるようにするため、2種類の単一パリティ検査符号を組み合わせて得られる拡張PA符号、ならびに低符号化率においても符号化率を任意に設定できるようにするためGPA符号に複数の単一パリティ検査符号を組み合わせる拡張GPA符号を提案し、計算機シミュレーションによって、符号長を長くしたときに任意に小さい誤り率を達成するのに必要な信号対雑音比のしきい値を明らかにした。
2.符号シンボルから信号点配置への写像として、グレイ写像、反グレイ写像、集合分割による写像などを取り上げ、写像を取り替えることによって得られる復号誤り率の変化を調べた。その結果、BICM-ID法についてはグレイ写像が、MLC法については集合分割による写像がそれぞれ最適であることを明らかにした。
3.誤り率10^<-5>を達成するのに必要な信号村雑音比を明らかにし、変調シンボル数が6000程度の場合、幅広い符号化率の範囲内で、BICM-ID法ではシャノン限界まで1.2〜1.5dB以内、MLC法ではシャノン限界まで1.0〜1.3dB以内になっていることを明らかにした。そして、4-ASK、8-ASK、8-PSKに対して、実際に優れた復号誤り率特性を有するPA符号の設計法を確立し、高性能なPA符号の設計指針を明らかにした。

報告書

(3件)
  • 2007 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 2006 実績報告書

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公開日: 2006-04-01   更新日: 2016-04-21  

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