研究課題/領域番号 |
18560605
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
都市計画・建築計画
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研究機関 | 東京大学 (2008) 慶應義塾大学 (2006-2007) |
研究代表者 |
石川 幹子 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (30296785)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
2,590千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 390千円)
2008年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2007年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2006年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
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キーワード | 環境調和型都市基盤整備・建築 / 生態系修復・整備 / 都市内河川 / 都市計画・建築計画 / 都市再生 / 環境共生都市の形成 / 公共空間(コモンズ)の創出 / 緑地の創出 / 都市内河川隣接地 / 土地利用 / 土地所有 / ポテンシャルマップ / 東京 / 河岸 / オープンスペース / 公共空間 / 公有地 |
研究概要 |
本研究は、都市における公共空間(コモンズ)としての緑地の創出とそれを支える法、計画、施策、財源の新たな仕組みを考察し、環境共生都市の形成に向けた基盤の構築を目指すものである。研究成果は次の通りである。1.都市内河川とその隣接地を対象地として、江戸期に開鑿された運河とそれに隣接する河岸、及び、東京葛飾において開鑿された用水路を挙げ、それらの消長の歴史的変遷に関する調査と総合的なまとめを行った。法制度と照合し関係性を整理するとともに、GIS データベース化を行い、図面化した。2.隣接地に関して、1筆ごとの原単位から、土地利用と土地所有の2視点から分析を行った。3.GIS に取り込んだデータベースを基に、自然環境、水循環が著しく損なわれた地域との関連性を見出し、課題の抽出を行った。4.現状との関連性を整理し、公有地、緑地の量・質などの観点から、歴史的変遷の分析に基づくポテンシャル・マップを作成し、都市内河川沿い空間の新たな公共空間の創出、更には、環境共生都市形成に向けた都市再生の計画論の検討を行った。
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