| 研究課題/領域番号 |
18560706
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| 研究種目 |
基盤研究(C)
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| 配分区分 | 補助金 |
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| 応募区分 | 一般 |
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| 研究分野 |
材料加工・処理
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| 研究機関 | 独立行政法人物質・材料研究機構 |
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研究代表者 |
打越 哲郎 独立行政法人物質・材料研究機構, ナノセラミックスセンター, 主席研究員 (90354216)
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| 研究分担者 |
古海 誓一 独立行政法人物質・材料研究機構, ナノセラミックスセンター, 主任研究員 (30391220)
鈴木 達 独立行政法人物質・材料研究機構, ナノセラミックスセンター, 主幹研究員 (50267407)
目 義雄 独立行政法人物質・材料研究機構, ナノセラミックスセンター, センター長 (00354217)
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| 研究期間 (年度) |
2006 – 2007
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| 研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
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| 配分額 *注記 |
4,010千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 510千円)
2007年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2006年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
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| キーワード | 電気泳動堆積 / 成形 / サスペンション / リン酸エステル / 導電性高分子 / ピロール / ポリピロール / 化学重合 / パターニング / 電極 / 固定化 / アルミナ |
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| 研究概要 |
1.電気泳動堆積(EPD)プロセスに適した非水系サスペンションの組成について検討し、エタノール溶媒にブトキシエチルアシッドフォスフェート、ポリビニルブチラール、ポリエチレンイミンを添加した系が、多くのセラミックス粉末でゼータ電位が高く安定したサスペンションの調製に有効であり、高堆積効率かつ高密度のEPD堆積体を得られることを見出した。
2.非導電性のセラミックス表面で導電性高分子(ポリピロール)膜を直接重合・コーティングする方法を確立し、ポリピリール膜がEPD電極として粒子付着性に優れていることを見出した。これにより、予め所望の形に加工したり表面に複雑模様を刻印したりした後にポリピロール被覆したセラミック基材上にEPDで粒子を堆積させ、その後堆積を基材から剥離せず一体焼成し、最終的に基材の外形や模様が転写されたセラミックス製品を作製するプロセスへと展開した。
3.ピロールの重合に光感応性酸化触媒を用い、フォトリソグラフィーの手法を応用して絶縁セラミックス基材上にポリピロール電極をパターニングする技術を確立した。具体的には、非導電性のセラミックス基板表面に光感応性酸化触媒(Fe(III))をあらかじめ塗布し、次に、作成したい電極パターンのマスクをかぶせUV光を照射して露光場所を光還元(Fe(III)→Fe(II))し、最後にマスクを除去し基板をピロール溶液の中に浸漬することで、マスクされていた箇所のみでピロールの選択的重合を起こさせた。得られたパターン電極上にアルミナやジルコニアナノ粒子をEPD法で固定化させ、粒子のラインパターニングに応用できることを示した。
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