研究課題/領域番号 |
18570163
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
分子生物学
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研究機関 | 横浜市立大学 |
研究代表者 |
小山 秀機 横浜市立大学, 国際総合科学研究科, 教授 (40085626)
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研究分担者 |
足立 典隆 横浜市立大学, 国際総合科学研究科, 准教授 (30264675)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2007
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研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
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配分額 *注記 |
3,960千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 360千円)
2007年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2006年度: 2,400千円 (直接経費: 2,400千円)
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キーワード | 遺伝学 / 遺伝子 / がん / ゲノム / 修復 / ヒト細胞 / 遺伝子破壊株 / 塩基除去修復 / 組換え修復 / 遺伝子相互作用 / ゲノム不安定性 |
研究概要 |
本研究は、塩基除去修復(BER)に働くDNAポリメラーゼβ(POLβ)、2本鎖切断の相同組換え(HR)修復に働くRAD54、非相同末端連結(NHEJ)修復に働くDNAリガーゼIV(LIG4)の各遺伝子破壊株、およびPOLβとRAD54およびPOLβとLIG4の2重破壊株をヒトNalm-6細胞からジーンターゲティング法により作製し、これら破壊株を用いて、自然ないしアルキル化剤や過酸化水素等の処理によって生じる塩基損傷や1本鎖切断のBERによる修復、また損傷部位が複製フォークに衝突し生じる2本鎖切断のHRおよびNHEJによる修復を解析し、異なる修復経路間の連携と相互作用を細胞レベルで明らかにすることを目的として行った。作製した各遺伝子破壊株について、その増殖能やセルサイクル、染色体異常、SCE、などの比較・解析を行った。また、アルキル化剤であるMMSおよびMNNG、過酸化水素、1本鎖切断を生じるDNAトポイソメラーゼI阻害剤カンプトテシン、紫外線、X線、トポイソメラーゼII阻害剤エトポシドやICRF-193などのDNA傷害剤に対する感受性の解析を行った。また、DNA傷害剤で処理したときに細胞に生じたDNAダメージの程度とその修復過程を解析するとともに、ジーンターゲティング効率の比較を行った。以上の実験から、1本鎖切断に由来する2本鎖切断の修復には翼Rが重要であることがわかった。また、DNAポリメラーゼβとDNAリガーゼIVの問に何らかの遺伝的相互作用があることを初めて明らかにした。
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