研究課題
基盤研究(C)
病原性因子を欠損したカリフラワーモザイクウイルス(CaMV)は、シロイヌナズナに全身感染できない。しかし、本研究で得られたシロイヌナズナ突然変異体、F12 は、上記欠損ウイルスに全身感染を許す。さらに、F12 変異体は、野生型CaMV やその他のウイルスに感染した場合、野生型植物よりも激しい病徴を示した。これらの結果から、F12 変異体では多くの植物ウイルスに対して共通して働く植物の病害抵抗性メカニズムが、機能不全に陥っているものと考えられた。
すべて 2008
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Plant Pathology (in press)