研究課題/領域番号 |
18580078
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
応用微生物学
|
研究機関 | 国立大学法人琉球大学 (2007) 山口大学 (2006) |
研究代表者 |
外山 博英 国立大学法人琉球大学, 農学部, 教授 (60240884)
|
研究期間 (年度) |
2006 – 2007
|
研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
|
配分額 *注記 |
3,830千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 330千円)
2007年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2006年度: 2,400千円 (直接経費: 2,400千円)
|
キーワード | グルコノバクター / 酢酸菌 / ソルビトール / 酸化発酵 |
研究概要 |
・FAD-SLDHの発現調節をプロモーター活性とリアルタイムRT-PCRにより解析したところ、D-ソルビトールよりはむしろL-ソルボースで誘導されることが明らかとなったので、転写調節因子を検索する予定であったが、実施できなかった。論文を作成した。 ・呼吸鎖について調べたところ、PQQ-GLDHはシアン感受性の末端オキシダーゼと、またFAD-SLDHはシアン非感受性の末端オキシダーゼと連結していることが示唆され、それぞれ異なるエネルギー生成効率を持っていることが示唆された。結果に基づき論文を作成した。 ・SboAを大腸菌内で発現させ精製し、NADPH特異的なL-ソルボース還元酵素であり、L-ソルボースの資化に重要であることを明らかにした。論文を作成した。さらに大量に精製酵素を調製し、X線結晶構造解析の共同研究を開始した。 ・sboRとsboAは一つの転写単位であることがRT-PCRにより明らかとなった。しかしsboRとsboAの発現をリアルタイムRT-PCRで調べたところ、後者の転写量のほうが格段に高いことが明らかとなった。SboRは転写抑制因子として働くことが推定された。L-ソルボースに結合能力があると予想し、SboRを大腸菌内で発現させ精製し、sboRAのプロモーター部分を含むDNA断片を用いたゲルシフトアッセイを行ったが、DNA断片とSboRとの結合を観察することができなかった。 ・2-ケトグルコン酸を生成する膜結合型グルコン酸脱水素酵素をクローニングした。論文を作成した。 ・2-ケトグルコン酸、5-ケトグルコン酸それぞれの定量用酵素を簡便に調製する方法を確立した。
|