研究課題/領域番号 |
18580223
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
農業経済学
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研究機関 | 鳥取大学 |
研究代表者 |
小林 一 鳥取大学, 農学部, 教授 (40225529)
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研究分担者 |
松村 一善 鳥取大学, 農学部, 准教授 (80283977)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2007
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研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
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配分額 *注記 |
3,920千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 420千円)
2007年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2006年度: 2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
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キーワード | 地図情報システム / 集落営農 / 農業経営 / 経営管理 / 中国 |
研究概要 |
本研究の目的は、水田農業の担い手の一形態として着目される集落営農を対象にして、その組織化と農業経営確立の活動を支援するための方策について、経営情報システム論の観点から理論的、実証的に検討し、コンピュータ利用による科学的手法を提起することにある。主たる研究手法として用いるのは、研究代表者等が開発を手がけ実用段階に移行してきたパソコン用ソフトウエア「水田作経営の一筆圃場管理システム」である。 本研究で通じて得られた研究成果の主要な内容は下記の通りである。 1.集落営農の類型別実態調査を実施し、集落営農においては、経営管理活動に対する情報管理の取り組みが全体として立ち後れた状況にあることを明らかにした。 2.全戸参加による集落ぐるみ型の集落営農においては、農業経営確立のためには、財務管理の一元化とあわせて、連係する労務管理と生産管理の秩序形成が必要となることを把握した。 3.以上の結果をふまえて、「水田作経営の一筆圃場管理システム」の現地実証試験を行い、そこから摘出された課題についてシステムの改良を行った。特に機能強化を行ったのは、GIS用の作図機能、データベース部分である。 以上の機能強化により、データ処理、及び地図表示の処理を効率化し、ソフトウェアを完成させた。
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