研究概要 |
本研究では, 高品質な釜炒り茶を生産する機械を開発するために, (1) ベルトコンベア型炒り葉機の開発, (2) 生葉ふるいの導入効果, (3) 多チャンネル型葉色計測用システムの構築および(4) 品質評価ソフトウェアの性能向上について検討した。(1) では殺青に関する設計要素, (2) では大小に分類された茶葉の乾燥状態に差があること, (3) では4チャンネルの葉色計測システムを導入したもののフィードバック制御には至らなかったことおよび(4) では茶の品種, エビ, ムレ, コゲ等の判別が可能と考えられる指標を見出すことができた。
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