研究概要 |
腎臓, 膀胱, 肝臓, 胃, 心臓を対象に, Eph/ephrinの発現をRT-PCRと免疫染色により解析し, 初代培養細胞を用いてEph/ephrinシグナルの解析を行った。腎臓では遠位尿細管の再吸収機構に, 胃では粘膜上皮細胞の細胞構築維持機構にEph/ephrinシステムが深く関与する可能性を示唆する成果が得られた。また, 副次的に, 胚芽腫P19CL6から作出したクローンP19CL6-A1を用いて, 既存の方法を改良して効率的に心筋細胞へ分化させる方法を開発した。加えて, ビデオ画像から心筋細胞の拍動リズムを解析するソフトウエアVisorhythmも開発した。
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