研究課題
基盤研究(C)
皮膚角層細胞間脂質の放射光X 線回折実験から、マウス、ラット、ヒトでは長周期・短周期のラメラ構造が六方晶あるいは斜方晶に充填していることが明らかになった。外用剤成分として繁用されるl-メントールで前処理した角層では、無処理角層に比べて六方晶の割合が減少したことから、l-メントールが密に充填した角層細胞間脂質の構造を液晶化することにより、薬物の透過障壁を減少させ薬物の皮膚透過を促進している可能性が示唆された。
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http://polaris.hoshi.ac.jp/kyoshitsu/yakuzai/index.htm