研究課題/領域番号 |
18590044
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
物理系薬学
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研究機関 | 独立行政法人理化学研究所 |
研究代表者 |
榎本 秀一 独立行政法人理化学研究所, メタロミクスイメージング研究ユニット, 研究ユニットリーダー (10271553)
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研究分担者 |
羽場 宏光 独立行政法人理化学研究所, 森田超重元素研究室, 専任研究員 (60360624)
本村 信治 独立行政法人理化学研究所, メタロミクスイメージング研究ユニット, 研究員 (20360654)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
4,230千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 630千円)
2008年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2007年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2006年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
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キーワード | 銅代謝異常 / 金属欠乏症 / マルチトレーサー / 複数分子同時イメージング / スペシエーション / Menkes病 / Wilson病 / ^<67>Cu / 代謝過程 |
研究概要 |
銅の先天的代謝異常症のMenkes病(欠乏症)及びWilson病(過剰症)の病因や生体微量元素間の相互作用を調べるため、理化学研究所加速器により製造した多元素同時追跡マルチトレーサー法と^<67>Cu、^<64>Cuを用い、PET、GREIなどの分子イメージングモダリティと高感度分析技術(ICP-MSなど)を多用し、銅の細胞内動態や個体レベルでの動的挙動を解析・評価した。この研究では、臓器間(特に脳神経系)の元素ダイナミクスと疾病の進行などを総合的に解析した。この結果、世界で始めて、金属欠乏モデル動物における複数分子同時リアルタイムイメージングに成功した。これらの結果から、銅代謝異常症の関連輸送蛋白質の分布が、金属欠乏状態で異なることが示唆された。また、最適化画像再構成法を開発し、3次元画像化にも成功した。
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