研究課題
基盤研究(C)
3T3-L1培養細胞系を用い肥満に起因する脂肪組織炎症性病態の発症・進展と酸化ストレスとの関係について検討した。3T3-L1細胞の分化に伴うEC-SODやAPNの発現変動はPPAR-gやC/EBP-aの制御を受けていることが示唆された。3T3-L1細胞とマクロファージとの共培養実験から、脂肪組織へのマクロファージの浸潤に伴うTNF-a発現の増大が脂肪組織の炎症性病態の進展を引き起こし、それに対する脂肪細胞でのEC-SOD発現上昇は脂肪組織を炎症性病態に起因する酸化ストレスから防御するための反応であると推察された。(語句の説明)EC-SOD : 酸化ストレス防御酵素、APN : 抗炎症性アディポサイトカイン、PPAR-gとC/EBP-a : 転写因子、TNF-a : 向炎症性サイトカイン。
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