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スプライシングの抑制/回復に関わる金属を利用したスプライシング関連タンパクの検出

研究課題

研究課題/領域番号 18590556
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 衛生学
研究機関神戸大学

研究代表者

李 明鎭  神戸大学, 医学研究科, 講師 (20273766)

研究分担者 西尾 久英  神戸大学, 医学研究科, 教授 (80189258)
綾木 仁  神戸大学, 医学系研究科, 助教授 (80222701)
研究期間 (年度) 2006 – 2007
研究課題ステータス 完了 (2007年度)
配分額 *注記
3,770千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 270千円)
2007年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2006年度: 2,600千円 (直接経費: 2,600千円)
キーワードスプライシング関連蛋白 / Cd / SMN遺伝子 / ZNF265 / HOX遺伝子 / HOXB8 / BRCA1 / BRCA2 / in vitroスプライシング
研究概要

本研究では、カドミウム(Cd)の投与がスプライシング変異体の生成やスプライシング関連蛋白をコードする遺伝子の発現に及ぼす影響を調べ、スプライシング制御機序への関連性を検討した。また、発生や発がんにおいて重要な役割を持っているhomeobox遺伝子の発現におけるCdの影響を調査した。
1.SMA typeI患者由来の線維芽細胞にCdを投与し、SMN膿遺伝子のexon7が排除されたmRNA(Δ7-SMN)の発現量の変動をRT-PCRで検討した。30-100μMのCd投与によりΔ7-SMNは2.5倍まで増加し、CdがSMN遺伝子のスプライシング反応を撹乱する可能性が推測された。また、選択的スプライシングを促進するスプライソソーム蛋白であるZNF265の遺伝子発現が10μMのCd暴露により著しく増加したことから、ZNF265の発現増加がΔ7-SMNの発現増加に影響している可能性が示唆された。
2.乳がん細胞由来のMCF-7細胞にCdを投与し、BRCA1、BRCA2遺伝子の発現を検討した結果、スプライシング変異体の誘導は認められなかった。しかし、両遺伝子の発現が50μMのCd暴露により顕著に減少する結果が示され、Cdの発がん機序に係わる可能性が推測された。
3.COS-7細胞にCdを投与し、HOX遺伝子の発現量の変動をRT-PCRで調査した。HOXB8のmRNAは10μMのCd投与により5.4倍上昇し、HOXC9とC10は0.1-0.3倍に減少した。siRNAを用いたHOXB8ノックダウン実験では、HOXC9とC10のmRNA発現がそれぞれ6.6倍と1.9倍増加し、CdによるHOXB8の発現増加がHOXC9とC10の発現を減少させた可能性が強く示唆された。
4.COS-7細胞においてHOXB8遺伝子発現に及ぼすretinoic acid(RA)とCdの作用を調べた。HOXB8遺伝子発現はCdによって2.9倍、RAによって1.7倍増加したが、CdとRAの同時投与により5.4倍まで増加した。この結果から、両物質はHOXB8の発現を相乗的に促進し、各々は毒性を現す濃度以下の暴露であっても、同時暴露による相乗作用によっては、奇形発生などの被害を及ぼす可能性があることを示唆した。

報告書

(3件)
  • 2007 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 2006 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 1件)

  • [雑誌論文] Cadmium exposure induces expression of the HOXB8 gene in COS-7 cells

    • 著者名/発表者名
      Kanako Nakagawa, et. al.
    • 雑誌名

      Toxicology in Vitro (印刷中)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      2007 研究成果報告書概要
    • 査読あり
  • [雑誌論文] Cadmium exposure induces expression of the HOXB8 gene in COS-7 cells

    • 著者名/発表者名
      Kanako, Nakagawa, Myeong, Jin Lee, Naokom Sasaki, Chiyo, Hayashi, Hisahide, Nishio
    • 雑誌名

      Toxicology in Vitro (in press)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      2007 研究成果報告書概要

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公開日: 2006-04-01   更新日: 2025-11-20  

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