研究課題
基盤研究(C)
1.メタボリックシンドローム(MS)予防プログラム島根県出雲市の壮年を対象に、教育による3カ月間の介入研究を行った。体重は平均1.7kg減少した。体重減少には、摂取熱量減少の中で炭水化物摂取量差が最も貢献し、遺伝子多型ではβ3-adrenergicreceptorが有意に寄与していたが、非共役蛋白などの他の遺伝子多型は関与しなかった。減量の効果としては、血圧、ウエスト囲、脂質、血糖、インスリン抵抗性、HDL-Cが改善していた。2.東アジアにおけるメタボリックシンドローム発症における遺伝と環境の関与島根県雲南市、寧夏回族自治区銀川市において、MSのベースライン調査を行った。以前に調査したモンゴル人と合わせて1,564人をInternational Diabetes Federation(IDF)の診断基準によって内臓肥満とMSを診断した。内臓肥満は日本人男10%、女12%で、中国人男39%、女24%、モンゴル人男51%、女54%であった。MSは日本人男7%、女7%で、中国人男24%、女9%、モンゴル人男22%、女24%であった。日本人は内臓肥満もMSも他の民族より少なく、中国人では他の民族と異なり顕著な性差が認められた。また、日本に多い糖尿病は、メタボリックシンドロームから糖尿病に進展した人よりも、遺伝的にインスリン追加分泌の低下した糖尿病であることと考えられた。
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