研究課題/領域番号 |
18590558
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
衛生学
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研究機関 | 山口大学 |
研究代表者 |
井上 正岩 山口大, 医学(系)研究科(研究院), 助教授 (20335722)
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研究分担者 |
原田 規章 山口大学, 大学院医学系研究科, 教授 (70116747)
横山 健治郎 山口大学, 大学院医学系研究科, 助手 (70346550)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2007
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研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
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配分額 *注記 |
4,070千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 570千円)
2007年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2006年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
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キーワード | 過重労働 / 自律神経 / 心拍変動 / 皮膚温 / 皮膚血流量 / 生活習慣 / 物理的環境 / 心理的負荷 |
研究概要 |
過重労働が及ぼす生活習慣および自律神経機能への影響の評価に関する研究は、冠動脈疾患の発症との関連において交代勤務が及ぼす自律神経機能の影響を明らかにし、過労死予防対策への応用について検討することである。 物理的環境として、寒冷、暑熱、快適環境を人工的に整え、各作業環境における評価、作業行動条件として立位作業や座位作業を組み合わせた作業行動条件における評価、さらに作業終了時間や作業負荷の程度についての事前通知条件から異なる心理的負荷における評価を、心拍変動(LF%、HF%、LF/HF)、皮膚温、皮膚血流量を測定することによって自律神経機能を検討している。 10人〜20人の20代、体格が中等度の健康男性を被験者とした。日勤勤務と交代勤務の生活リズムを実験環境で構築し測定を行った。温湿度等の1)物理的環境、2)作業姿勢等の行動条件、3)作業に伴う心理的条件を変えることにより複数のモデル的過重労働作業環境を設定し、複数の被験者を用いた自律神経機能影響を検討しているが、さらに追加研究が必要である。引き続き20代で体格が中等度の健康男性、実際の産業現場において交代勤務者、対照労働者を被験者として定常的な労働環境について調査を行い、物理的環境、作業行動条件、心理的条件に焦点を絞り、自立神経機能に関する測定を行い、心拍変動(LF%、HF%、LF/HF)・皮膚温・皮膚血流量のデータを解析中である。
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