研究課題/領域番号 |
18590604
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
公衆衛生学・健康科学
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研究機関 | 大分大学 |
研究代表者 |
穴井 孝信 大分大学, 医学部, 教授 (00202648)
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研究分担者 |
宮崎 史子 大分大学, 医学部, 准教授 (10315195)
松原 みちる 大分大学, 医学部, 助手 (80347038)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2007
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研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
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配分額 *注記 |
730千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 30千円)
2007年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2006年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
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キーワード | 低出生体重児 / 妊婦体重増加量 / 妊娠前体重 / 産科合併症 / ガイドライン |
研究概要 |
適切な妊婦体重増加量を設定する目的で、正期産・経膣分娩した733人(初産婦391人、経産婦342人)を対象に、妊娠前体型からやせ妊婦(BMI<18.0)82人、標準体重妊婦573人(18.0≦BMI<24.0)、肥満妊婦78人(24.0≦BMI)に3区分して、それぞれの妊婦体重増加量の10、25、50、75、90パーセンタイル値を算出し、6区分毎に、SGA児(small for gestational age infants)、低出生体重児(<2,500g)、LGA児(large for gestational age infants)、巨大児(≧4,000g)、遷延分娩、過期産の出現頻度をみた。やせ妊婦では12.6kg以上でSGA児の出現が減少し(19.4%対5.0%)、14.7kg以上では過期産の危険性が高まるため12.6kg以上14.7kg未満とした。標準体重妊婦では6.0kg未満ではSGA児(21.2%対6.5%、P=0.0002)と低出生体重児(23.1%対3.6%、P<0.0001)の頻度が有意に高まるため6.0kg以上とし、また14.0kg以上では遷延分娩(2.7%対9.8%、P=0.02)の頻度が有意になるため14.0kg未満とした。肥満妊婦では7.1kgではLGA児の出現頻度(12.8%対0%)が高まるため7.1kg未満とした。以上要約すると、やせ妊婦:12.6kg≦体重増加量<14.7kg、標準体重妊婦:6.0kg≦体重増加量<14.0kg、肥満妊婦:体重増加量<7.1kgとなる。妊婦年齢、身長、経産回数、妊娠期間、妊娠前BMI、喫煙の6因子を調整したオッズ比を計算すると、基準体重増加量を下回った場合SGA児4.0倍(2.2-7.4)と低出生体重児4.9倍(2.3-10.3)の罹患率が高まり、上回ると巨大児20.1倍(1.5-275.5)で罹患率が高まる。
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