研究課題/領域番号 |
18590624
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
公衆衛生学・健康科学
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研究機関 | 宮城県立がんセンター(研究所) |
研究代表者 |
西野 善一 宮城県立がんセンター(研究所), 疫学部, 上席主任研究員 (70302099)
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研究分担者 |
南 優子 東北大学大学院, 医学系研究科・保健学専攻, 教授 (60239316)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2007
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研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
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配分額 *注記 |
3,190千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 390千円)
2007年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2006年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
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キーワード | 前立腺がん / カロテノイド / ビタミン / 症例対照研究 / 疫学 / 野菜 / 果物 / 日本 / 癌 / 前立腺 / 社会医学 / 栄養学 |
研究概要 |
宮城県立がんセンター入院時に質問紙調査に回答した者より前立腺がんおよび病院対照症例を抽出しビタミン、カロテノイド摂取量と前立腺がんリスクとの関連について検討を行った。ビタミン、カロテノイド摂取量は本研究で用いた食物摂取頻度調査票(FFQ)の回答と五訂増補日本食品標準成分表から計算するプログラムを開発した上で求めた。 対象となった症例数は前立腺がん症例282例、病院対照症例1730例であり、このうちFFQ40項目中で22項目以上が無回答である者を除いた症例260例、対照1599例を解析対象とした。unconditional logistic regression modelを用いて生年、調査年、居住地、受診契機、喫煙、飲酒、前立腺がん家族歴、職歴、身長、エネルギー摂取量を補正したオッズ比を算出することにより、α-カロテン、β-カロテン、ビタミンD、クリプトキサンチン、α-トコフェロール、葉酸、ビタミンB6、ビタミンB12、ビタミンC摂取量ならびに関連食品の摂取頻度と前立腺がんリスクとの関連について検討を行った。前立腺がんリスクの検討は全体、限局、進行がんのそれぞれについて実施した。 その結果、上記のビタミン、カロテノイド摂取量と前立腺がん全体のリスクとの間にはいずれも有意な関連を認めず、限局がんおよび進行がんに分けた検討でも同様であった。関連食品の摂取頻度では、白菜の摂取頻度増加により全体の前立腺がんリスクが有意に低下する傾向を認めた。また、緑葉野菜(ほうれんそう、しゅんぎくなど)の摂取頻度の増加に伴い進行前立腺がんのリスクが有意に低下する関連を認めた。
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