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クローン病患者樹状細胞におけるレクチン受容体を介した細菌糖鎖抗原認識・応答異常

研究課題

研究課題/領域番号 18590701
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 消化器内科学
研究機関慶應義塾大学

研究代表者

岡本 晋  慶應義塾大学, 医学部, 講師 (70255446)

研究期間 (年度) 2006 – 2007
研究課題ステータス 完了 (2007年度)
配分額 *注記
3,890千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 390千円)
2007年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2006年度: 2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
キーワードクローン病 / 樹状細胞 / レクチン / 糖鎖抗原
研究概要

末梢血単球由来のM型マクロファージ、GM型マクロファージ、樹状細胞の表面マーカーをflow cytometry法にて解析した。しかしながら、健常人、潰瘍性大腸炎患者、クローン病患者の3者間でDC-SIGN(CD209)をはじめ、CD14,CD33,CD80,CD86,CD83,HLA-DR,Mannose receptor(CD206)の発現につき、3者間で明らかな発現の差を検出するにいたらなかった。また、in vitroにて分化させたM型マクロファージ、GM型マクロファージ、樹状細胞をそれぞれLPSで刺激した際のTNF-a,IL-10,IL-12p40,IL-12 p70,IL-23をcytokine beads array法およびELISA法にて測定した。マクロファージに比べ樹状細胞ではIL-12 p40,p70,IL-23の産生が高値であったが、いずれの細胞においても健常人、クローン病、潰瘍性大腸炎の間で有意な差を認めなかった。また、DC-SIGNのリガンドである(1)mannan(100μg/ml),(2)zymosan(10μg/ml),(3)laminarin(500μg/ml)(4)mycobacteriumのlipoarabinmannan(ManLAM)で刺激を行った際のサイトカイン産生についても検討したが、3者間で明らかな差を検出するにはいたらなかった。また、各細胞をLPSで刺激した際のサイトカイン産生に対するDC-SIGNリガンドによる共刺激の影響についても検討したが、過去の報告に見られる、炎症性サイトカイン抑制効果は認められなかった。LPSならびにDC-SIGNリガンドの濃度設定の検討が必要と考えられた。

報告書

(3件)
  • 2007 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 2006 実績報告書

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公開日: 2006-04-01   更新日: 2016-04-21  

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