研究課題/領域番号 |
18590723
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
消化器内科学
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研究機関 | 新潟大学 |
研究代表者 |
山際 訓 新潟大学, 医歯学総合病院, 医員 (10419327)
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研究分担者 |
松田 康伸 新潟大学, 医歯学系, 准教授 (40334669)
高村 昌昭 新潟大学, 医歯学総合病院, 医員 (20422602)
佐藤 好信 新潟大学, 医歯学系, 講師 (20313538)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2007
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研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
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配分額 *注記 |
3,920千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 420千円)
2007年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2006年度: 2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
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キーワード | 移植免疫 / 肝移植 / ナチュラルキラー細胞 / C型慢性肝炎 / 移植・再生医療 / 免疫学 / 臨床 |
研究概要 |
1.肝移植後C型慢性肝炎症例の肝組織中NK細胞分画 NK細胞はCD56の発現強度により機能の異なるCD56^<+bright>とCD56^<+dim>分画に分けられるが、肝移植後の症例では肝内NK細胞中のCD56^<+bright>分画は、肝移植症例(LDLT)では肝移植ドナー(p<0.05)、通常のC型慢性肝炎症例(CHC)(p<0.01)と比較して有意に減少していた。また、肝移植後の肝組織中においてはCD56^<+dim>分画におけるCD69発現が高く、高活性化状態にあると考えられた。NK細胞レセプターについては、CD56^<+bright>分画における抑制性レセプターであるNKG2A発現がCD56^<+dim>分画と比較して有意に高く、LDLTでは肝移植ドナーと比較して有意に高値を示した(p<0.05)。免疫抑制剤使用下であっても肝内NK細胞におけるTRAILやCD69発現などは通常のCHCと同様であり、移植後CHCにおいてもNK細胞、特にCD56^<+dim>分画が肝細胞障害に関与している可能性が示唆された。 2.肝生検組織中の遺伝子発現網羅解析 検討可能であったのは肝移植後CHC症例5例であり、通常のCHC症例の肝組織中と比較して著明な発現の違いは認められなかったものの、発現の違いが認められた一部の遺伝子について今後も症例数を増やして検討する。 3.インターフェロンとリバビリン併用療法前後におけるCHC肝臓内のNK/NKT細胞の検討 通常のCHC症例においては、インターフェロンとリバビリン併用療法前後の肝生検組織の解析によりNK細胞の変動と治療効果との関連を明らかにした。 4.新規免疫調節療法の開発 現時点で免疫調節療法の標的となりうる細胞群・分子は明らかに出来なかったが、CHCに対する治療効果との関連からもNK細胞の制御による治療法開発の可能性について今後も検討を続けたい。
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