研究課題/領域番号 |
18590874
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
呼吸器内科学
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研究機関 | 独立行政法人国立病院機構(近畿中央胸部疾患センター臨床研究センター) |
研究代表者 |
林 清二 NHO近畿中央胸部疾患センター, NHO近畿中央胸部疾患センター, 副院長 (70218577)
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研究分担者 |
大塚 淳司 NHO近畿中央胸部疾患センター, 内科医師 (70426518)
井上 義一 NHO近畿中央胸部疾患センター, 研究部長 (90240895)
橘 和延 NHO近畿中央胸部疾患センター, 内科医長 (10311482)
中村 秀次 兵庫医科大学, 総合内科, 助教授 (20237423)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2007
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研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
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配分額 *注記 |
3,740千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 240千円)
2007年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2006年度: 2,700千円 (直接経費: 2,700千円)
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キーワード | マイクロサンプリング / サイトカイン / 肝がん由来増殖因子 / 気道被覆液 / びまん性肺疾患 / 間質性肺炎 / Multiplex Suspension Array System / サルコイドーシス / 肝癌由来増殖因子 / 好酸球性肺炎 / 肺がん / 上皮再生 / 上皮傷害 |
研究概要 |
同意の得られたびまん性肺疾患(間質性肺炎肺炎、サルコイドーシス、好酸球性肺炎その他)および疾患対照として肺野病変を有しない血痰症例の計105例からマイクロサンプリング(オリンパス社製マイクロサンプリングプローブBC-401Cを使用)によって気道被覆液(ELF)が採取した。 マイクロサンプリング法採取症例では本法に由来する有害事象は観察されず本法が低侵襲性で案全に解析に充分な量の気道被覆液が得られることが確認された。検体解析の終了した57症例(間質性肺炎27例、サルコイドーシス4例、好酸球性肺炎4例、血痰4例、その他18例)ではELF総重量は30.2±15.3mgであった。生理的食塩水1mlでプローブより抽出したELF中には666.6±700.3μg/mLのタンパクが検出された。われわれが気道、肺胞上皮細胞の傷害と再生に関与することを報告してきた肝癌由来増殖因子をELISA系で定量したところ、6.7から73.5ng/mlの範囲で全例に検出可能であった。さらにMultiplex Suspension Array System27Plex (BioPlex)により2例のELF中液性因子を測定したところ、IL-1b,-5,-6等16種が検出可能であった。既存の測定系によってELF中のサイトカインや増殖因子の定量が可能で、マイクロサンプリング法は炎症性肺疾患病態解析に有用なツールと考えられた。一方、検体採取手技が測定結果に影響する可能性が示唆された。
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