研究課題/領域番号 |
18591108
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
膠原病・アレルギー・感染症内科学
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研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
森信 暁雄 神戸大学, 大学院・医学系研究科, 特命准教授 (10294216)
熊谷 俊一 (2007) 神戸大学, 大学院・医学系研究科, 教授 (00153346)
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研究分担者 |
熊谷 俊一 神戸大学, 大学院・医学系研究科, 教授 (00153346)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2007
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研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
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配分額 *注記 |
3,890千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 390千円)
2007年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2006年度: 2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
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キーワード | 関節リウマチ / 破骨細胞 / HDAC阻害剤 / 樹状細胞 / siRNA / エピジェネティクス / 滑膜線維芽細胞 / 骨粗鬆症 |
研究概要 |
1.ヒストン脱アセチル化酵素(HDAC)の発現の基礎的検討。 HDAC阻害剤が作用するHDACは11種類あり、HDAC1、 HDAC2、以下HDAC11まで存在する。各々のHDACを検出するためにSYBR greenを用いたRT-PCR法を用いて、RA患者滑膜5名、OA患者滑膜3名、健常人末梢血2名においてそれぞれのHDACの発言量をmRNAレベルで検討した。総じてHDAC1, 2, 5,が多い結果であったが、血球系ではHDAC1が高いの比べて線維が細胞ではHDAC2が高い傾向にあった。RAとOAの差は現在まで明かではなかった。 2.関節リウマチ培養滑膜細胞を用いたHDAC制御実験。 HDAC阻害剤の関節リウマチ滑膜細胞に対する作用がどのHDACを介するものかを明らかにするために、HDAC1および2のknockdownに成功し蛋白レベルでも確認できた。knockdownされた細胞では増殖の軽度低下とアポトーシスの亢進をみた。さらにMMP-3の産生に関わっていることが明らかとなった。さらに分子メカニズムを解析中である。 3.破骨細胞の分化におけるHDACの関与 末梢血から破骨細胞を分化誘導する系確立した。HDAC阻害剤であるバルプロ酸が破骨細胞分化をきれいに抑制することを確認した。現在、単球におけるsiRNAの確立を目指して検討中である。副産物として、EGCG(緑茶カテキン)が破骨細胞分化を抑えることを発見し、NFATの発現を抑制することに基づくことが判明した。さらに関節炎動物モデルでもEGCGが関節炎と破骨細胞分化を抑制することを示した。
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