体細胞超変異関連因子の解析による皮膚B細胞リンパ腫の早期診断法の確立

• 研究課題/領域番号: 18591228
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 補助金
• 応募区分: 一般
• 研究分野: 皮膚科学
• 研究機関: 北海道大学
• 研究代表者: 小玉 和郎 北海道大学, 大学院・医学研究科, 非常勤講師 (20322810)
• 研究分担者: 芝木 晃彦 北海道大学, 北海道大学病院, 講師 (40291231) ; 秋山 真志 北海道大学, 大学院・医学研究科, 准教授 (60222551)
• 研究期間 (年度): 2006 – 2008
• 研究課題ステータス: 完了 (2008年度)
• 配分額: 4,100千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 600千円); 2008年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円); 2007年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円); 2006年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
• キーワード: B細胞リンパ腫 / 早期診断 / 体細胞超変異

研究概要

皮膚B細胞リンパ腫の早期診断法を確立するために, 皮膚B細胞リンパ腫, 特にリンパ濾胞構造を伴うものおよび皮膚B細胞性偽リンパ腫症例において, 体細胞超変異(somatic hypermutation)に関与する分子の発現を解析して2者間の差異を同定することを試みた. B細胞のマーカーとの2重染色を施行して, 共焦点レーザー顕微鏡にて確認を行って複数の分子に免疫組織学的には差が認められ. しかしながら, その後の遺伝子変異の有無の検索ではpolymorphismはあったが変異が見つからず, リンパ腫か偽リンパ腫かを決定づける可能性のある分子の同定はできなかった.

研究成果

• [雑誌論文] Precursor B-cell lymphoblastic lymphoma presented with intraocular involvement and unusual skin manifestations (2008)
  • 著者名/発表者名: Shinkuma S, Kodama K
  • 雑誌名: Annals of Hematology 87(8) ページ: 677-679
  • 査読あり
• [雑誌論文] Neutrophilic eccrine hidradenitis with sclerodermoid change heralding the relapse of acute myelogenous leukemia: is this a paraneoplastic phenomenon? (2007)
  • 著者名/発表者名: Yasukawa K
  • 雑誌名: Dermatology 215 ページ: 261-264
  • 査読あり
• [学会発表] 顆粒細胞種の一例 (2008)
  • 著者名/発表者名: 後藤由香、小玉和郎
  • 学会等名: 日本皮膚科学会第375回北海道地方会
  • 発表場所: 札幌大正富山
  • 年月日: 2008-10-04
• [学会発表] 全身性形質細胞増多症の一例 (2008)
  • 著者名/発表者名: 斉藤奈央、芝木晃彦
  • 学会等名: 第107回日本皮膚科学会学術大会
  • 発表場所: 国立京都国際会館
  • 年月日: 2008-04-20
• [学会発表] 皮膚のリンフォーマとその類症 (2007)
  • 著者名/発表者名: 小玉和郎
  • 学会等名: 第106回日本皮膚科学会総会
  • 発表場所: 横浜市、パシフィコ横浜
  • 年月日: 2007-04-21