研究課題/領域番号 |
18591235
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
皮膚科学
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研究機関 | 国際医療福祉大学 (2008-2009) 東京大学 (2006-2007) |
研究代表者 |
渡邊 孝宏 国際医療福祉大, 大学病院, 准教授 (30280960)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
4,230千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 630千円)
2009年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2008年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2007年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2006年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
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キーワード | 伝染性軟属腫ウイルス / ポリメラーゼ / 抗ウイルス薬 / 遺伝子発現 / 組織染色 / DNAポリメラーゼ |
研究概要 |
昨年までの研究で、伝染性軟属腫ウイルスのDNAポリメラーゼ遺伝子をin vitroで発現させ、DNAポリメラーゼの活性を[<32>^P]dATPの伸長DNAへの取り込み量によって定量する実験系を確立した。さらにこの系を用いて、ウイルスのDNAポリメラーゼ活性が20-50μMのアシクロビル、ビダラビン、シドフォビルの三リン酸化物で抑制されることを確認している。平成20年度は、MCVの増殖抑制効果を判定するための組織染色法を確立した。実際にウイルスに完成したヒトの皮膚を用い、伝染性軟属腫ウイルスのearly, intermediate, late遺伝子の発現の局在および時間的変化について検討した。これら3種類の遺伝子のmRNAは表皮ケラチノサイト内で同じような挙動を示すこと、すなわち基底層の直上1-5層に位置する有棘層で強く発現し、ウイルス粒子の成熟化につれて発現が減弱することが判明した。また、ヒト乳頭腫ウイルスの場合と同様、late遺伝子に比べearly遺伝子の発現がはるかに多いことも明らかになった。今後は、in vitroでみられたウイルスDNAポリメラーゼ阻害作用がin vivoでもみられるかどうか、すなわちヒトの皮膚において伝染性軟属腫ウイルスの増殖を抑制するかどうかについて検討する予定である。
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