• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

T型カドヘリン過剰発現マウスにおける皮膚増殖能の検討

研究課題

研究課題/領域番号 18591244
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 皮膚科学
研究機関京都大学

研究代表者

松吉 徳久  京大, 医学(系)研究科(研究院), 講師 (10263071)

研究分担者 戸田 憲一  (財)田附興風会, 皮膚科, 部長 (80159045)
研究期間 (年度) 2006 – 2007
研究課題ステータス 完了 (2007年度)
配分額 *注記
3,800千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 300千円)
2007年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2006年度: 2,500千円 (直接経費: 2,500千円)
キーワードT型カドヘリン / トランスジェニックマウス / ケラチン14 / インボルクリン / 細胞増殖
研究概要

現在、皮膚におけるT型カドヘリンの機能を明らかにするために、動物モデルを作成中である。表皮基底細胞層に特異的な発現を誘導するケラチン14プロモーターと有棘細胞層に特異的な発現を誘導するインボルクリンプロモーターを用いてT型カドヘリンを過剰発現させるトランスジェニックマウスを作成し、それらのマウスが、正しくT型カドヘリンを発現しているかを検討している段階であう。ケラチン14プロモーターにより誘導されるT型カドヘリンは正常の表皮において発現するT型カドヘリンの分布に近似しており、このトランスジェニックマウスの解析によりT型カドヘリンの過剰発現状態を検討することが可能となる。一方、インボルクリンプロモーターにより誘導されるマウスではT型カドヘリンの異所性の発現による影響をみることができる。また、この両者のトランスジェニックマウスを交配することにより角層を除く表皮全層にT型カドヘリン分子を過剰発現させることが可能となる。T型カドヘリンが表皮細胞の増殖を抑制することや尋常性乾癬などの皮膚増殖性疾患において発現低下しているという事実は、T型カドヘリンのトランスジェニックマウスに表皮の菲薄化を誘導し、毛嚢の形成低下を起こす可能性が予想される。

報告書

(1件)
  • 2006 実績報告書

URL: 

公開日: 2006-04-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi