研究課題/領域番号 |
18591250
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
皮膚科学
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研究機関 | 香川大学 |
研究代表者 |
米田 耕造 香川大学, 医学部附属病院, 准教授 (60260626)
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研究分担者 |
窪田 泰夫 香川大学, 医学部, 教授 (10126047)
中井 浩三 香川大学, 医学部附属病院, 助教 (40363204)
荒木 伸一 香川大学, 医学部, 教授 (10202748)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
4,410千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 510千円)
2009年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2008年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2007年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2006年度: 2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
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キーワード | ロリクリン / シグナル伝達 / 遺伝性皮膚疾患 / 遺伝子皮膚角化異常症 / 表皮 / 角化異常症 / 角化 / バリヤ / 遺伝性皮膚角化異常症 |
研究概要 |
魚鱗癬と掌蹠角化症が合併したボーウインケル症候群は、辺縁帯の主成分であるロリクリンをコードする遺伝子に1塩基の挿入変異が生じ、遺伝子の読み枠がずれることによって生じる。変異ロリクリンでは、ロリクリンのカルボキシル末端がアルギニンに富む特殊なアミノ酸配列に変わる。エクジソン誘導発現系を用いて、ボーウインケル症候群モデル細胞の樹立を行った。このボーウインケル症候群モデル細胞は、野生型ロリクリンを発現する細胞株をWL-1変異ロリクリンを発現する細胞株をVL-5細胞と命名した。培地にエクジソンを添加すると、それぞれ野生型および変異ロリクリンを発現した。野生型ロリクリンは細胞質および核内に発現しており、変異ロリクリンは核小体にその発現が観察された。かつ野生型ロリクリンと変異ロリクリンの発現量は培地中に添加したエクジソン量に依存していた。VL-5細胞はWL-1細胞に比較して増殖が活発であった。VL-5細胞では、WL-1細胞に比して、EGF受容体およびVEGF受容体2が強くリン酸化されていた。かつVL-5細胞では、WL-1細胞に比して、Aktが強くリン酸化されていた。
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