研究課題/領域番号 |
18591276
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
精神神経科学
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研究機関 | 富山大学 |
研究代表者 |
上原 隆 富山大学, 大学病院, 助教 (70303229)
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研究分担者 |
住吉 太幹 富山大学, 大学院・医学薬学研究部(医学), 准教授 (80286062)
鈴木 道雄 富山大学, 大学院・医学薬学研究部(医学), 教授 (40236013)
松井 三枝 富山大学, 大学院・医学薬学研究部(医学), 准教授 (70209485)
倉知 正佳 富山大学, 大学院医学薬学研究部, 教授 (80019603)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
3,840千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 540千円)
2008年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2007年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2006年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
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キーワード | アルツハイマー病 / 認知機能 / 周辺症状 / 脂肪酸 / 介護負担 / 必須多価脂肪酸 / 血管性認知症 / 軽度認知障害 / 多価不飽和脂肪酸 / 血漿中アミロイドβ濃度 |
研究概要 |
アルツハイマー病(AD)患者の周辺症状の生物学的基盤を明らかにするために、軽度AD患者を対象に周辺症状と赤血球膜上の必須多価脂肪酸(EPUFA)濃度の関連について検討した。EPUFAs濃度はMini Mental State Examinationスコアと正の相関を示した。一方、Neuropsychiatric InventoryスコアとEPUFAsに属する各脂肪酸濃度は負の相関を示した。特に、うつ、多幸、無関心とEPUFAs濃度が負の相関を示した。また、介護負担度とEPUFAs濃度は負の相関を示した。以上のことから、細胞膜リン脂質の異常はAD患者の認知機能および周辺症状の発現に関与している可能性が示唆された。
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