研究課題/領域番号 |
18591311
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
精神神経科学
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研究機関 | 東京慈恵会医科大学 |
研究代表者 |
笠原 洋勇 東京慈恵会医科大学, 医学部, 教授 (60056950)
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研究分担者 |
加田 博秀 東京慈恵会医科大学, 医学部, 助教 (10307423)
橋爪 敏彦 東京慈恵会医科大学, 医学部, 講師 (10317985)
中西 達郎 東京慈恵会医科大学, 医学部, 講師 (10287261)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2007
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研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
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配分額 *注記 |
1,710千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 210千円)
2007年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2006年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
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キーワード | MRI / BVRT / Enhanced cued recall / rating scale / brain atrophy |
研究概要 |
平成19年度は3次調査で残っている40名の調査を4月から8月にかけて実施した。対象者の体調や都合により調査に参加できなかった方には電話による聞き取り調査により現在の生活状況等を確認している。3次調査もいままでと同様に頭部MRI、認知テスト及び問診が行われた。加田、橋爪により問診・血圧測定などを行った。また認知テストの判定評価は中西が中心に行った。9月から3月にかけてこれら検査の評価と解析を進めてきた。またアルバイトの女性が被験者との連絡およびお世話を行ってきた。面接調査終了後も過去の被験者に対し電話による追跡調査を継続的に行っている。ベントンテストでは正確数は2次でのみ有意差がみられただけだったが、誤数では2次と3次で有意差がみられた。またECRでは自由再生、再生総数いずれも3次で有意差がみられA群に比べB群の記銘、再生力の低下が認められた。 今回のベントンテストと昨年度からのECRの結果を合わせると、頭部MRIの所見のうちシルビウス裂の拡大と側頭葉の萎縮が記憶力の低下を予測する指標となることが示唆された。3次の調査に不参加となったボランティア26名についてその脱落理由を電話聞き取りで調査した。その結果、死亡5名(19.2%)、体調不良・病気療養中12名(46.4%)、自己都合5名(19.2%)、不詳・転居先不明4名(15.4%)であった。 過去25年にわたって調査に関わって参加していただいている被験者、特にここ10年間に関わる方に対し生活実態と健康面の変化について確認している。これらのデータの蓄積と解析を行ってきており次年度にもつなげていく予定である。
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