研究課題/領域番号 |
18591343
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
放射線科学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
多田村 栄二 京大, 医学(系)研究科(研究院), 助手 (70303831)
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研究分担者 |
松田 哲也 京都大学, 情報学研究科, 教授 (00209561)
浦山 慎一 京都大学, 医学研究科, 助手 (10270729)
仁科 健 京都大学, 医学研究科, 講師 (30314214)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
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配分額 *注記 |
3,550千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 150千円)
2007年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2006年度: 2,900千円 (直接経費: 2,900千円)
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キーワード | 核磁気共鳴画像 / 高磁場 / 循環器 |
研究概要 |
3Tesla-MRIは高いS/N比を得る事ができる反面、画質の劣化を伴う多くの問題点も存在する。本年度の研究ではその問題点を明らかにしていった。特に心臓領域の検査においては、磁化率効果による静磁場の不均一(B0 inhomogeneity)、RF浸透力(RF penetration)およびRF干渉(RF interference)によるRF磁場の不均一(B1 inhomogeneity)、specific absorption rate(SAR)の増加などが主な画質劣化の要因となりうることが確認された。1.5Tesla-MRIにおける一般的な心筋のシネ撮像ではTrueFISP(SSFP)シークエンスが利用されている。しかし、TrueFISPはその特性上、静磁場の不均一に敏感で、磁場の乱れはBandingアーチファクトを誘発する。3Tesla-MRIでは1.5Tesla-MRIよりも磁化率効果が大きいため、静磁場の不均一性が増加することが確認された。特に心臓領域は肺野の空気層に囲まれているため、静磁場の不均一がより顕著となり、画像上に強いBandingアーチファクトが現れうる。この現象は、高精度なシミング機構などにより改善する事は可能であるが、静磁場の不均一を完全に排除する事はきわめて困難である。そこで、周波数オフセット法や位相シフト法を用いて、関心ROI内からBandingアーチファクトを移動させる方法を試みている。これにより1.5Tesla-MRIと遜色無い心筋Cine画像を得る事が可能となってきている。
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