研究課題/領域番号 |
18591405
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
外科学一般
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
榊原 謙 (2007) 筑波大学, 大学院・人間総合科学研究科, 教授 (60192085)
佐藤 藤夫 (2006) 筑波大学, 大学院人間総合科学研究科, 講師 (20375497)
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研究分担者 |
大根田 修 筑波大学, 大学院・人間総合科学研究科, 教授 (30311872)
兵藤 一行 大学共同利用機構法人高エネルギー加速器研究機構, 物質構造科学研究所, 講師 (60201729)
榊原 謙 筑波大学, 大学院人間総合科学研究科, 教授 (60192085)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2007
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研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
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配分額 *注記 |
3,830千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 330千円)
2007年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2006年度: 2,400千円 (直接経費: 2,400千円)
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キーワード | 再生医療 / 血管新生 / 虚血肢 / Angiogenesis / 血管内皮細胞 / 周皮細胞 / 血管平滑筋細胞 / Arteriogenesis / 再生医学 / 放射光血管造影 |
研究概要 |
1. 血管内皮細胞と周皮細胞の接着性と血管新生の関連による検討 マウスを用いた糖尿病下肢虚血モデルにおいて、ASOに対するエビデンスが確立しているcilostazolを用い、血管新生と内皮細胞/周皮細胞の接着性の検討を行った。Cilostazolを用いた群では、細胞接着が保たれている割合が有意に高く、また、毛細血管密度で判定される血管新生も有意多くみられた。糖尿病では支持細胞(周皮細胞)が剥離していることが多く、血管新生もまた不良であるが、支持細胞(周皮細胞、細動脈以上では血管平滑筋細胞に相当)と血管内皮細胞の接着性の維持が、初期の血管新生を改善させることが示唆された。支持細胞は存在するだけではなく、その接着性が保たれていることが重要である。 2. Aldehyde Dehydrogenase活性を基準とした血管内皮前駆細胞を用いた血管新生法の放射光血管撮影による検討 ICRのヌードマウスの左後脚を結紮し、左下肢虚血モデルを作成した。これに対し、ヒト臍帯静脈血由来の血管内前駆細胞をAldehyde dehydrogenase活性の強さで2群にわけた。さらに、未分画のEPCおよび対照群を加えて4群とした。1×105個の各細胞を各群の結紮した大腿部に注入し、4週間後に毛細血管数(arteriogenesis)と放射光血管造影を用いたarteriogenesisの評価を行った。その結果、EPC(Alde:low)がもっとも血管新生(angiogenesis)を改善させ、また、放射光血管撮影で評価したarteriogenesisももっとも改善した。Arteriogenesisは血管平滑筋の増殖を伴う血管再生機序であるため、Aldehyde dehydrogenaseによるEPCの分類は、血管新生の活性化に加えて平滑筋増殖にともなう血管再生の強化、即ちarteriogenesisの増加による血管新生療法の統合的な進展に貢献していると考えられた。
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