研究課題/領域番号 |
18591428
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
外科学一般
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
大内 憲明 東北大学, 大学院・医学系研究科, 教授 (90203710)
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研究分担者 |
鈴木 昭彦 東北大学, 大学院・医学系研究科, 助教 (60375045)
石田 孝宣 東北大学, 病院, 講師 (00292318)
武田 元博 東北大学, 大学院・工学研究科, 准教授 (10333808)
山田 隆之 東北大学, 大学院・医学系研究科, 講師 (30302144)
石田 孝宣 東北大学, 病院・講師 (70323011)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2007
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研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
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配分額 *注記 |
4,010千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 510千円)
2007年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2006年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
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キーワード | 乳がん検診 / 乳房構成 / デジタルマンモグラフィ / 個別診断 |
研究概要 |
マンモグラフィは非常に繊細な画像である為、デジタル化が最も遅れている分野であった。しかしながら近年の技術開発によりデジタルマンモグラフィが実用化されはじめている。我々はデジタルマンモグラフィをソフトコピー診断する際の条件として、モニターの解像度の影響に着目し、デジタルマンモグラフィのハードコピーと3メガピクセルと5メガピクセルの液晶モニターの比較読影実験を施行した。その結果、液晶モニターによるソフトコピー診断は、従来より施行されているハードコピー診断と比較して、乳癌の検出能力に関しては、3メガ、5メガの両モニターともに、ハ一ドコピー診断と同等の診断精度が得られる事が明らかとなった。また、3メガ、5メガの解像度の差による診断精度の変化も有意差を認めなかった。 さらに、異常所見の無い画像がほとんどを占める乳癌検診において、従来から使用していたデジタルマンモグラフィのハードコピー診断を、ソフトコピー診断に切り替える際の要精検率に与える影響を調査した。その結果、全体としての要精検率に差は見られなが、所見別に検討を加えると、腫瘤は両者の要精検率に変化は無く、石灰化ではソフトコピー診断で要精検率が減少し、局所的非対称陰影ではソフトコピー診断で要精検率が増加する事が示唆された。 現在はマンモグラフィの完全デジタル化への過渡期であり、デジタルマンモグラフィのソフトコピー診断の標準的な診断方法を検討し、診断機器の精度管理の条件を明らかにする本研究は、将来に於ける最適な乳癌検診法の確立に重要な意味を持つと考える。
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