研究課題/領域番号 |
18591500
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
消化器外科学
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研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
竹内 男 千葉大学, 医学部・附属病院, 助手 (20400822)
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研究分担者 |
宮崎 勝 千葉大学, 大学院・医学研究院, 教授 (70166156)
吉留 博之 千葉大学, 大学院・医学研究院, 講師 (10312935)
大塚 将之 千葉大学, 大学院・医学研究院, 助教 (90334185)
加藤 厚 千葉大学, 医学部・附属病院, 助教 (70344984)
鈴木 大 千葉大学, 医学部附属病院, 医員 (60400909)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2007
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研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
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配分額 *注記 |
4,010千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 510千円)
2007年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2006年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
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キーワード | 移植・再生医療 / 感染症 / 免疫学 / シアー・ストレス / 細胞・組織 / Cell Culture |
研究概要 |
ラットに30分間の門脈阻血を施した後、70%もしくは90%肝切除を行い再灌流させ、それぞれを2群に分けて片方の群に脾動脈結紮を施して合計4群とし、肝切除前、肝切除後経時的に検討を行った。転写因子活性の検討では脾動脈結紮70%肝切除群でSTAT3の高い活性がみられたことに加え、NFkBの活性も高値であった。免疫組織化学染色では90%肝切除群で70%肝切除群に比べ肝細胞中の細胆管側でのMRP-2の発現が低値であった。 ラットに肝切除を行い、残肝から類洞構成細胞を分離した。90%肝切除群では残肝容量が10%となるため十分な細胞数が得られず、3匹分を合わせることによって実験に必要な細胞数を得ることが出来た。90%肝切除群の肝星細胞は70%肝切除群に比べ有意に高値のTGF-βを産生していた。Normal Liverから分離した肝細胞をHGF刺激下でKupffer細胞と共培養する実験では、90%肝切除群のKuppfer細胞と共培養した系で70%肝切除群に比べ肝細胞の増殖が抑制されていた。この現象は共培養を同一のwellで行い細胞間の接着が可能な系で認められた。 antimicrobial peptideの発現を検討する目的で、マウスに門脈阻血後70%肝切除を施しdexamethasoneを腹腔内へ投与した。経時的に肺組織中のMurine beta defensin(MBD)-1,3 mRNAの発現を検討したところ、細菌感染が無い状態では各群間に有意差はみられなかった。緑膿菌の死菌を気道内に注入して検討したところ、dexamethasone投与群でdefensinの発現は抑制されていた。293細胞にMBD-1の遺伝子導入を行いover-expressionさせることは成功し、western blotでも発現を確認した。この細胞はwild typeに比べ緑膿菌に対するTCID_<50>が100倍高値であった。
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