研究課題/領域番号 |
18591651
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
整形外科学
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研究機関 | 地方独立行政法人大阪府立病院機構大阪府立成人病センター(研究所) |
研究代表者 |
山村 倫子 地方独立行政法人大阪府立病院機構 大阪府立成人病センター(研究所), 研究所, 主任研究員 (50342994)
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研究分担者 |
高橋 克仁 地方独立行政法人大阪府立病院機構 大阪府立成人病センター(研究所), 研究所, 部長 (40211338)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2007
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研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
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配分額 *注記 |
3,800千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 300千円)
2007年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2006年度: 2,500千円 (直接経費: 2,500千円)
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キーワード | 肉腫 / 悪性中皮腫 / ヘルペスウイルス / 遺伝子治療 / 低酸素 |
研究概要 |
HSV-1のICP4蛋白のアミノ末端に、正常酸素分圧において蛋白分解の目印となるアミノ酸配列であるHIF1αのODD(oxygen-dependent degradation domain)内のユビキチン・プロテアソーム認識部位である564番目のプロリン残基を含む57個のポリペプチドを付加した。さらにそのアミノ末端に23個のアミノ酸からなる核内移行シグナルを付加した。 ウイルスDNAの複製に必須の酵素であるRRをコードする遺伝子(UL39)の5'側2.3kbの配列を含むpKpX2(J.Virol.62,196-205,1988)(Coneticut大学のWeller氏より提供)のStuIサイトにCMV-NLS-ODD-ICP4-IRES-LacZ-polyA断片を挿入し、XhoI消化により線状化し、pUC19配列を除去した11.3kbのUL39-CMV-NLS-ODD-ICP4-IRES-LacZ-polyA-UL39相同組換えベクターを構築した。これをHSV-1変異体ウイルスのDNAとともに、Vero細胞(2.5x10^5/well)にコトランスフェクションし、組換えウイルスHSV-1を単一のプラークとして精製した。 この組換え体HSV-1は、in vitroおよびin vivoにおいて低酸素分圧(02 1%)の条件でより強く増殖し細胞傷害活性を示した。ICP4蛋白は、低酸素分圧(02 1%)の条件でよりよく発現していた。背部皮下に移植したヒト悪性中皮腫、平滑筋肉腫、乳がん細胞への直接注入により。いずれの腫瘍に対して、このHSV-1は顕著な抗腫瘍効果を示した。
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