研究課題/領域番号 |
18591702
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
麻酔・蘇生学
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研究機関 | 東京大学 (2008) 大阪大学 (2006-2007) |
研究代表者 |
住谷 昌彦 東京大学, 医学部・附属病院, 助教 (80420420)
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研究分担者 |
井上 隆弥 大阪大学, 医学系研究科, 助教 (00335358)
松田 陽一 大阪大学, 医学系研究科, 助教 (00397754)
精山 明敏 京都大学, 医学研究科, 教授 (70206605)
宮内 哲 (独)情報通信研究機構, 第一研究部門未来ICT研究センター推進室, 研究マネージャー (80190734)
真下 節 大阪大学, 医学系研究科, 教授 (60157188)
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連携研究者 |
宮内 哲 情報通信研究機構, 第一研究部門, 未来ICT (80190734)
精山 明敏 京都大学, 医学系研究科, 教授 (70206605)
井上 隆弥 大阪大学, 医学系研究科, 助教 (00335358)
松田 陽一 大阪大学, 医学系研究科, 助教 (00397754)
眞下 節 大阪大学, 医学系研究科, 教授 (60157188)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
3,950千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 450千円)
2008年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2007年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2006年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
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キーワード | 疼痛治療学 / 幻肢痛 / 鏡療法 / 知覚-運動協応 / 皮膚表在感覚関連痛 / 深部知覚関連痛 / 幻肢痛の性質 / 光トポグラフィー / 脳機能画像研究 / 腕神経叢引き抜き損傷後疼痛 / 皮膚表在感覚関連疼痛 / 深部知覚関連疼痛 / 痛みの性質 / CRPS / プリズム順応 / 視空間知覚 / 病的痛み |
研究概要 |
難治性疼痛疾患の幻肢痛やCRPS を対象に、視覚系と体性感覚系(疼痛系)のcross-modalityについての心理物理研究を行い、疼痛患者の視覚情報認知が障害されていることを明らかにし、さらにその視覚情報認知を修飾することによって疼痛が寛解することを明らかにした(Sumitani M et al. Neurology 2007 ; 68 : 128-33 ; Sumitani M et al. Neurology 2007 ; 68 : 152-4 ; Sumitani M et al. Rheumatology 2008 ; 47 : 1038-43 ; Sumitani M et al. Eur J Pain 2009 in press)。これらの知見はこれまで知られていた難治性疼痛疾患の発症メカニズムに、体性感覚系だけでなく運動系が密接に関連していることを示唆し全く新規の治療への応用展開が期待できるものである。光トポグラフィーに加えfMRI による運動系と体性感覚系(疼痛系)との相互作用についての脳機能画像研究も継続して行い、deep somatic allodynia と呼ばれる運動時痛の発症メカニズムについての知見を得た。
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