研究課題
基盤研究(C)
精巣は発育段階の同じ細胞が集団として存在し、同調した遺伝子発現を示すので、In situハイブリダイゼーショョン(階調変更)による方法と蛍光シグナルによる方法を、精巣の連続切片での転写産物、PERF 15 mRNA、の定量に応用した。前者の方法ではシグナル強度を、白色(grade 1)から黒色(grade 5)までの5段階に分けた後、数値化し、後者の方法では0-255のmean pixel intensityで表した。両者の方法の間で、ほぼ同一の結果を得た。PERF 15 mRNA量は後期パキテン期およびディプロテン期の精母細胞で最大であり、初期精子細胞および中期パキテン期の精母細胞がこれに続き、生理的精子発生でアポトーシスが最も多く観察されるステージXIVの前後で高い値を示しており、減数分裂時に特定の機能を持つ可能性が明らかとなった。今回の定量法はISHシグナルの絶対量定量法の確立に大きな助けとなると考えられ、この方法の確立のために、スライドグラスのコーティング法、標準濃度の転写産物を塗布したスポット部に生成された反応産物の散逸を防ぐための処置などを検討した。また、標準濃度を含有するAGARブロックの切片のシグナル検出、培養細胞のシグナルを効率よく定量する方法が検討され良好な結果が得られた。
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