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HPV塩基配列決定による新規ハイリスクバリアントと高齢者子宮頸癌関連型の同定

研究課題

研究課題/領域番号 18591841
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 産婦人科学
研究機関琉球大学

研究代表者

安里 剛  国立大学法人琉球大学, 大学院・医学研究科, 助教 (40253950)

研究期間 (年度) 2006 – 2007
研究課題ステータス 完了 (2007年度)
配分額 *注記
2,730千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 330千円)
2007年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2006年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
キーワードHPV / 子宮頸癌 / 発癌リスク / バリアント
研究概要

子宮頸部扁平上皮癌、子宮頸部異形成、子宮頸部細胞診正常例について、頸部に感染したヒトパピローマウイルス(HPV)のL1遺伝子領域PCR産物についてダイレクトシークエンシングによる同定を行い、ハイリスクバリアントの検索を行った。同定したHPVの型は、6型から91型までの31種類と未知の型4種類の計35種類の型であった。これらのうち、33、58型は持続感染から高齢者の頸癌につながる潜伏期の長いハイリスク型と考えられる。同定したHPVバリアントは型内バリアントを含めると計85種類であった。世界的に広く感染がみられるハイリスクHPV型である、16、18、31、33、35、52、58型にも型内バリアントを検出した。浸潤癌より検出されたバリアントは、16型の5種類のうち3種類、18型の4種類全て、31型の2種類のうち1種類、33型の2種類のうち1種類、35型の3種類のうち1種類、52型の5種類のうち3種類、58型の2種類両方である。また、同様に、悪性型に分類される型であるが、その型内バリアントによっては浸潤癌から見いだされなかったバリアントが存在する型は、上記の16、31、33、35、52型以外にも、45、51、53、56、59、66、68、73型の各型でみられた。逆に良性型に分類されるが、その型内バリアントによっては浸潤癌より検出されるバリアントが存在する型もあった。54型、90型、91型にそうしたバリアントが存在した。

報告書

(3件)
  • 2007 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 2006 実績報告書

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公開日: 2006-04-01   更新日: 2016-04-21  

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