研究課題/領域番号 |
18591855
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
耳鼻咽喉科学
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研究機関 | 旭川医科大学 |
研究代表者 |
坂東 伸幸 旭川医科大学, 医学部, 助教 (60312469)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2007
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研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 270千円)
2007年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2006年度: 2,600千円 (直接経費: 2,600千円)
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キーワード | 扁桃病巣感染症 / IgA腎症 / 掌蹠膿疱症 / 咽頭・扁桃炎 / 掌蹠膿庖症 |
研究概要 |
扁桃病巣疾患の一つとしてIgA腎症が挙げられる。扁桃におけるIgAの過剰産生のメカニズムについて、従来の抗原提示細胞からT細胞を介してB細胞を活性化するT細胞依存性経路以外に、T細胞非依存性経路の重要性が示唆されている。その主役をなすであるBAFFに着目した。われわれの研究の結果、IgA腎症患者の扁桃リンパ球においてBAFFの過剰産生がみられ、IFN-γ刺激によってさらに産生が増加した。また、細菌由来DNA(CpG-ODN)の刺激でBAFFの産生が亢進した。BAFFの産生と扁桃リンパ球からIgAの産生に関連性を認めた。よって扁桃B細胞の活性化やIgAを含む免疫グロブリン産生にBAFFが深く関与している可能性がある。これらの研究結果を各種学会で報告し、論文にまとめた。また、扁桃病巣疾患の一つとして掌蹠膿疱症がある。掌蹠膿疱症患者の扁桃T細胞におけるケモカインレセプターの発現を検討したところ、その一つであるCCR6の発現が亢進していることが示された。さらに末梢血中のCCR6の発現の程度と扁桃摘出術後の症状改善の程度とが相関を示した。掌蹠膿疱症皮膚ではCCL20の発現が亢進していた。よって掌蹠膿疱症の病態の一つとしてCCR6を発現した扁桃Tリンパ球が末梢血を介して皮膚に浸潤するメカニズムが考えられた
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