研究課題/領域番号 |
18591860
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
耳鼻咽喉科学
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研究機関 | 金沢大学 |
研究代表者 |
三輪 高喜 金沢大学, 医学系研究科, 准教授 (20229909)
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研究分担者 |
塚谷 才明 (塚谷 オ明) 金沢大学, 医学部附属病院, 助教 (20303307)
伊藤 真人 金沢大学, 医学部附属病院, 講師 (50283106)
志賀 英明 金沢大学, 医学部附属病院, 医員 (80436823)
小早川 達 独立行政法人産業技術総合研究所, 人間福祉医工学部門, 研究員 (70357010)
戸田 英樹 独立行政法人産業技術総合研究所, 人間福祉医工学部門, 特別研究員 (10520687)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2007
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研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
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配分額 *注記 |
3,790千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 390千円)
2007年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2006年度: 2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
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キーワード | 近赤外線分光法 / 光トポグラフィー / 嗅覚 / 三叉神経 / 嗅覚障害 / 外傷性嗅覚障害 |
研究概要 |
平成18年度 ニオイ刺激装置を作製し、健常成人ならびに嗅覚脱失患者に対してニオイ刺激時の脳血流変化を近赤外線分光法(光トポグラフィー; ETG-4000, HITACHI)を用いて測定した。 得られた結果としては,それぞれのニオイ刺激,三叉神経刺激において酸化ヘモグロビン濃度は特定のチャンネルにおいて経時的に特有の変化を示した。また刺激後に有意な反応を示す部位を検討したところ,ニオイ刺激時と三叉神経刺激時とでは異なる印象を受けた。 平成19年度 ニオイ刺激装置をさらに改良して、前年度同様、正常者、嗅覚障害者に対して実験を行った。 前年度同様の結果が得られた。 問題点として、光トポグラフィーで確認されるヘモグロビンの変化は、頭位の移動によっても影響を受けていることが判明した。また、同一被検者において再現性が見られないこともあった。 今後は同様の刺激を行い、機能的MRI、脳磁計などでも測定を行い、NIRSで得られた結果との対比を行う予定である。
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