研究課題/領域番号 |
18591871
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
耳鼻咽喉科学
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研究機関 | 佐賀大学 |
研究代表者 |
戸田 修二 佐賀大学, 医学部, 教授 (80188755)
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研究分担者 |
倉富 勇一郎 佐賀大学, 医学部, 准教授 (30225247)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2007
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研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
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配分額 *注記 |
3,330千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 330千円)
2007年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2006年度: 1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
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キーワード | 気相-液相界面 / 喉頭癌 / 扁平上皮癌 / 細胞膜マイクロドメイン / カベオリン / 増殖 / 浸潤 / コレステロール阻害剤 / 咽頭癌 |
研究概要 |
1)気相-液相界面刺激では、扁平上皮癌細胞の細胞膜マイクロドメインの主要な分子は、flotillin,stomatinではなく、caveolinと考えられる。 2)caveolin分子とRas/MAPK経路分子、MMP、filamin Aとの結合能はない。 3)気相-液相界面刺激誘導性の扁平上皮癌細胞の浸潤性増殖促進では、caveolin分子とRas/MAPK経路分子、MMP、filamin A発現促進相関には、他の分子が仲介していると考えられる。 4)コレステロール阻害剤は、癌細胞細胞膜マイクロドメイン分子であるcaveolinの阻害を介して、Ras/MAPK経路,MMP,filamin A発現を低下させ、癌細胞の浸潤性増殖を抑制するものとの考えられる。 5)気相-液相界面刺激では、扁平上皮癌細胞の細胞膜マイクロドメインの主要な分子は、caveolinと考えられるが、caveolin分子は、生体では癌細胞の増殖、転移巣形成に関しては、主要な責任分子ではないと考えれる。 6)コレステロール阻害剤は、生体の扁平上皮癌細胞の増殖、腫瘍の成長、転移巣形成に有意な阻害効果は誘導しないと思われる。しかし、この点に関しては、他の癌腫である腺癌や尿路上皮癌などでの検討が必要である。
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