研究課題/領域番号 |
18591925
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
眼科学
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研究機関 | 独立行政法人国立病院機構(九州医療センター臨床研究部) (2007) 九州大学 (2006) |
研究代表者 |
江内田 寛 九州医療センター, 臨床研究部, 眼科医長 (00363333)
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研究分担者 |
園田 康平 九州大学病院, 講師 (10294943)
畑 快右 九州大学, 医学研究院, 准教授 (90346776)
石橋 達朗 九州大学, 医学研究院, 教授 (30150428)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2007
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研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
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配分額 *注記 |
3,820千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 420千円)
2007年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2006年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
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キーワード | Brilliant Blue G / 臨床試験 / 細胞毒性 / 実験的ぶどう膜炎 / P2X7アンタゴニスト / 治験 / p38 / ストレスシグナル / Brilliant Bleu G / 手術補助剤 / 増殖抑制 / 神経保護 / 抗炎症作用 / 臨床治験 |
研究概要 |
(1)Brilliant Blue G(BBG)の手術アジュバントとしての臨床研究の継続 前年に引き続きBBGの安全性の評価を行なった。in vitroの検討では培養グリア細胞を用いp38のリン酸化をICGと比較した。BBGではICGと比較し形態学的にも細胞障害は認められず、細胞内ストレスシグナルの1つであるp38のリン酸化もICGと比較し軽度であった。 また、BBGを用いた臨床研究の継続を行いその成果の発表を行なうと同時に、バイオベンチャー企業にライセンスされた本剤は、現在米国、インドにおいて治験を実施している。 (2)BBGのあたらしい可能性の検討 BBGにはP2X7のアンタゴニストとしての作用をもつが、P2X7の眼内での働きは明らかでない。前年に引き続きP2X7ノックアウトマウスを用いEAUの誘導を行なったところ、wild typeと比較しP2X7ノックアウトマウスでは有意にEAUの誘導の抑制が認められた。さらにIL-γの産生抑制も確認され、抗炎症作用の可能性が示唆された。
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